TSC21推進協議会
TSC21推進協議会とは
TSC21は、1991年に東京電力と日建設計が「負荷予測に基づく蓄熱制御」のために 開発に着手したプログラムをベースとしています。10年の歳月をかけて実証試験、 実用化検証を行い、1999年からは有志企業によるコンソーシアムを開き、蓄熱以外 への汎用化とオープン指向の通信機能を加え、トータルの制御&エネルギーマネジメントツールとして完成したものです。
このTSC21の成果を公開しますので、一般の方々もご利用いただけます。 なお、ソフトウエアは日進月歩の情報技術を常にキャッチアップしていかなくてはなりません。 そうしないと直ぐに陳腐化してしまいます。TSC21も例外ではありません。また、 ご利用いただくときっと新たな要望が出てくることでしょう。皆様のご意見ご要望を集め、 より良いソフトにしていく、これがソフトウエアを育てていく上での最も望ましい形です。
このように皆様の力を結集するためには“場”が必要ですが、これがTSC21推進協議会です。 TSC21推進協議会は特定の団体・個人のものではありません。趣旨にご賛同していただける方 なら誰でも参画できます。TSC21推進協議会が直接的なソフト開発行為を行うものではありませんが、 皆様の共通の“場”として、「技術会員」には技術的支援を、「アドバイザー会員」には普及促進 の支援を、それぞれの立場で可能なご協力・ご支援いただくことが期待されています。
様々な可能性を秘めたTSC21です。ご参加いただき、皆様のお知恵とお力で盛り立てていただきたいと存じます。
会 長 株式会社森村設計
取締役副社長 村田 博道
副会長 東洋熱工業株式会社
上級研究員 村澤 達