TSC21

TSC21の技術

TSC21の制御機能(TSC / prog)

従来のコントローラは、制御の中身がブラックボックスで、機能の追加や修正もできません。 従って、決められた枠の中での制御になります。TSC21では、カスタムファイルとそれを実行する ロジックエンジンとに役割を分けることで、制御の自由度と拡張性を確保し、機能を自由に組み合わせて 制御の流れを作ることで、システムに合わせた制御の構築を可能にしました。 制御に関する機能を分担するTSC/progでは以下を基本コンセプトとしています。

  • ・論理的な制御機能の実現
  • ・ユーザーによる自由なカスタマイズの実現
TSC21の制御機能(TSC / prog)

カスタムファイルは演算式や診断メニュー、制御ロジック等はプログラムに書くのではなく、 プログラムの外のカスタムファイルに置きます。こうすることで、ロジックがオープンになり、 ノウハウの共有や蓄積が可能になります。

ロジックエンジンは機能により役割分担が少しずつ違いますが、カスタムファイルの指示に従って、 実行するのがロジックエンジンです。現在のところ以下に示すような機能を持つロジックエンジンを 用意されており、またユーザーが独自のロジックエンジンを作成することも可能です。

■データ授受
データ収集 オブジェクトから制御に必要な情報を取得する
データ診断 取得したデータの精度、信頼性の検証を行う
欠測補間 信頼性に欠けるデータの修正・補間処理をする
2次演算 計測値をもとにした演算値(2次データ)を求める
データ集計 平均・積算値を集計し保存する
データ送信 オブジェクトに値を書き込む
■演算処理
気象予測 天気予報値をもとに1時間毎の気温、湿度、日射量の予測を行う
熱負荷予測 気象予測値、過去の実績に基づいた建物の熱負荷予測を行う
熱源運転制御 熱負荷を処理できるよう熱源機器の発停のスケジューリングを行う
■表示・通知
モニター機能 計測値の確認・運転状態の把握のために画面表示を行う
グラフ機能 運転履歴の時系列表示を行う
イベント通知機能 ユーザーやイベントサーバーにメッセージの通知を行う
TSC21の制御機能(TSC / prog)