TSC21 オンラインセミナー2025-2 既存設備改修におけるCxプロセスとデータ活用の実務ポイント — Cx推進およびカーボンニュートラル・省エネルギー実現を支えるデータ活用 —
コミッショニング(Cx)は、建築設備の性能を確実に実現し、長期的に維持するための品質管理プロセスです。このプロセスでは、建物のライフサイクル全体を通じて性能を確認・改善していくため、企画・設計・施工・運用といったCxの各フェーズにおいて、エネルギーや運転データの活用が不可欠となります。
これは、省エネルギーの推進とカーボンニュートラルの実現にも極めて重要な要素です。
近年では、大規模ビルを中心に、BEMSをはじめとする各種データロガーシステムの導入が一般化し、データの収集・蓄積・可視化が容易になってきています。これにより、従来に比べ実測データを積極的に活用できる環境が整いつつあり、Cxプロセスの遂行を大きく後押ししています。その一方で、BEMSデータが膨大化しており、これをいかに効率的に処理し、分析対象に必要な情報を的確に抽出・活用するかが新たな課題となっています。
これに対し、中小規模ビルではデータ収集のための装置自体が整っていないケースも多く、既存設備の運転データをどのように収集し、低コストで効果的なデータ収集環境をいかに構築するか、が実務上の重要なテーマとなっています。
本セミナーでは、著名なCxプロジェクトで中心的な役割を果たしてこられた松下直幹様(株式会社コミッショニング企画 代表)をお招きし、既存設備改修工事におけるコミッショニングの調査・改修設計・施工・運用の各フェーズにおいて、必要なデータをどのように確保し、合理的に活用するかという視点から、さまざまな規模の改修工事のCx事例を交え、CxとBEMSデータ活用のポイントをわかりやすく解説します。
Cx、カーボンニュートラル、省エネルギー推進に関心をお持ちの方、および建築・設備・施設管理・環境関連の業務に携わる皆様にとって、大変有意義な内容です。ぜひご参加ください。
■開催日:2025年11月20日(木) 16:00~17:00
■会場:Zoom ウェビナーによるオンラインセミナー
■定員:500名 (どなたでもご参加いただけます)※定員になり次第、締め切らせていただきます。
■対象:建築設備のエネルギー管理に興味がある方
■参加費:無料
■お申し込み方法
https://tsc21.jp/seminar-form/ よりお申込下さい。
後日、視聴方法および配布資料について案内メールを送付いたします。
■プログラム
●16:00~ 主催者挨拶
TSC21 推進協議会 会長
株式会社 森村設計 取締役副社長 村田 博道 様
●16:05~ 株式会社コミッショニング企画 代表 松下 直幹 氏
●16:50~ 質疑応答
■お問い合わせ
TSC21推進協議会事務局 担当:中島
東京都杉並区高円寺南3-47-8-208(株式会社システック環境研究所内)
TEL 03-5305-3701 FAX 03-5305-3700




